2016年12月25日日曜日

第27回定例会

ぷれジョブちの 12月20日(火) 18時30分~
ゆいわーく茅野 1Fフリースペース

オープンしたばかりの「ゆいわーく茅野」で2回目の定例会です。今回はクリスマス会も行いましたので、前回よりも広い、「フリースペース」で行いました。笑顔が途切れない会になりました。

◎活動報告
〇MKさん
アメリカンドラック茅野メリーパーク店

前出しの仕事を続けてやっています。一番上の棚の奥は手が届かないので、サポーターさんに手伝っていただきました。本人の感想には『今日まえ出しをむずかしいところは出口さんに手伝ってくれてありがとうございました。』と書かれていました。学校の先生にもファイルをみていただき、先生かは『出口さんへの感謝の気持ちも書かれておりすばらしいです。学校ではぷれジョブの後の話を沢山してくれました。』とお返事をいただきました。

歯ブラシコーナーで前出しをしました。集中して前回よりもうまくできてサポーターさんにもほめていただいたようです。以前店長さんからお話いただいた後ろのものをひっ

かけて出す棒も使いこなせてい

・本人から
 だんだん慣れてきました。歯ブラシコーナーの前出しが好きです。歯ブラシが落ちたらサポーターの出口さんの所為にしておきます!(・∀・)イイネ!!

〇KNさん
そばきり吉成

作業はテーブル拭き 掃除機かけ お箸、箸置き、お手拭きなどのセッティングです。作業を進める時間も早くなり、手順もスムーズでとても丁寧にすすめることができています。お店の方にもお座敷がとても綺麗で感謝していただけているようです。
サポーターの皆さんの指導で座布団を畳の縁に平行に合わせるなど、とても効率的な指導のおかげでしょっかりできているとのことです。
また、女将さんとも大変仲良くなり楽し
く作業が出来て一緒に写真を撮ったりいい雰囲気で作業できています。

この前、二人で吉成さんにお蕎麦を食べに行きましたが「ここをいつも綺麗にしてるんだ!」と、とても誇らしげに教えてくれました。

・本人から
 とってもいい仕事です。

〇SKさん
ただいま準備中!

先月のゆいわーくのイベントでの写真です。田村さんに撮っていただいた写真がすごくいい表情で、販売のお手伝いが謙心にとって充実したものだったことが伝わってきて私の宝物になりました。素敵な機会をいただいたことと、いつも定例会でお会いする皆さんのおかげです。ありがとうございました!
そこで楽しさと自信をつけたようで、初めての職場体験をすごく楽しみにしていて当日は半日だけでしたが張りきって頑張っていたと養護学校の先生からお聞きしました。その後、家でも積極的にお手伝いしてくれるようになりびっくりしました。
これからも定例会で、皆さんとのふれあいのなかから成長していってくれると期待が持てる出来事でした。

・本人から
 オープニングイベント楽しかった!がんばるぞ~!

〇YAさん
 茅野市役所 こども部

どんぐり手帳のファイルづくりはもうお任せあれ!苦手だったホイル教材づくりでしたが、ホイルの切り取りも上達し、途中で破けることなく切れるようになり
ました。小さい頃から苦手だったハサミを使った切り抜き作業にも初挑戦!「我ながら上手に切れた。自信がでた!」とうれしい感想。

「苦手と思う仕事にも一生懸命取り組む姿勢はすばらしい。社会へ出る事を意識しているのでしょうか?」とサポーターさんから贈られたうれしい言葉。このひと月の一番の成長は… 『疲れたと思った時に少し休めるようになったこと。』
新聞の掲載写真にホイル教材の写真を見つけ、とても誇らしげでした。

・本人から
 こんばんは。前はすごく疲れちゃうまで頑張っちゃったのが、休みながらできるようになって良かった。

◎歓談タイム

YAさん「Hei Jude」、SKさん「カリオストロの城」テーマ曲のピアノ発表

TSさん
テストいい点とれました。このひと月の間に、剣道の大会もあって大変だった。せっかくの休日なのにいろいろあって大変!休みたいと思うこともあるけど、いい新年を迎えられるように頑張りました。

◎1年間を振り返って 会場においでくださったみなさんからひとこと
出口さん:MKさんのこれ以上ない笑顔をここで今日も見ることができて今年しあわせ。TSさんの いじられキャラも発見できた。いいことも失敗も、いたずらも出口さんの所為。MKさんとは本当にたくさんの失敗や思い出がある。

宮本さん:MKさんは出口さんが恋人のようで、最後の日のサポーターは出口さんにお願いしたいとMKさんの希望。市役所が一番楽しかったとMKさんは言っていた。ユーモアたっぷりで才能があふれているMKさん。最初は緊張したけど、少しでも出口さんに近づけるように頑張りたい。

田村さん:いじめられてしまった…(笑) TSさんの後輩としてキッセイさんにKNさんが入る。男女の力の差はあれど、与えられた仕事にしっかり取り組む姿が何よりいい。KNさんの側がいいな。

YAさん父:うちの子も大きくなりまして… 今までは与えられた仕事にわき目を振らず、集中して取り組むのはYAさんのいいところ。休憩を入れたり、セーブしながらできるようになったことをはじめて知った。家ではとことん疲れるまでとことんやることが多いが、ペース配分ができるようになったことはすごいと思う。
ぷれジョブのエプロンはしているけど、市役所のお姉さんが働いているかのよう。社会に出ていこうと捨ているこどもを見て、みんな大きく成長していることを感じる。みんなに追い越されないように危機感を感じて頑張ろうと思う。

瀧澤さん:職場が岡谷に変わりました。仕事の後早く抜け出して来るのが大変。でも、定例会の日はわくわくしてここに来るのが楽しみ。今日は早く来すぎてしまった(笑) みんなの成長が感じられとてもうれしく思う。来年もよろしくお願いします。

渡辺さん:今年はKNさんをメインでサポート。途中YAさんのサポート。孫を見るような気持ち。はじめはしっくりいかなかったかもしれないが、お迎えの時に手を組んでくれ一緒に歩くのがとてもうれしかった。子どもたちは将来に向かって、明日に向かって歩んでいくのが目に見えてわかるので。定例会は天使に会える素直で優しいこども達に会えるしあわせな機会。70歳になったら引退かなぁ~まだ来たいけど… よろしくお願いします。

本村さん:サポーターって名前じたいが違うんじゃないかな。って思うこともある。どんどん成長していく子どもたち。こんなことを考えているんだという感動も!心がプラスになる事をたくさん持っている。いろいろな職場の裏側に入って、なかなか見れない仕事まで見せていただくことができて、私の方が感謝している。

矢崎さん:今年赤岳にのぼってすれ違った方が90歳だった。70歳なんて言っていちゃダメ!サポーターをしているが、自分自身がわがままな子どものよう。はじめは私の方が小学校の孫を見ている感じだったが、今は私がおばあちゃんで孫に見てもらっているような感じを受ける。
YAさんは仕事の配分のできるようになってきた。黙々と作業をすることはきっと苦手なんだと思うが、苦手を自覚してやりすぎないようにしているのがすごい。歌がすごく上手。YAさんの歌をまた聞きたい。英語。本村さんと英語で会話をしてすごい。成長がとてもうれしい!

出口さん:原村のチャリティバザーでパンフレットを配布した。ぷれジョブの話をしてパンフレットを配ったら…まんまと引っかかった(笑) 関心をもってくださった島田ご夫妻を今日お連れしてみました。

島田さん:とっても楽しいひと時でした。普段は若い人とお付き合いすることが無く、とても楽しい時間だった。どうお付き合い、お手伝いできるかわからなかったが、あまりやりすぎてもいけないと思うけれど、少しづつお付き合いしてください。

奥様:紹介してもらって来ました、旦那が何かしたいと思っている。私は運転ができないので難しいかもしれないが、今日来てみて、入った瞬間から笑顔がいっぱいで、みなさんがどのようにお付き合いされているか伝わってきてとてもよかった。

文責:ふろむY キートス3世

2016年11月20日日曜日

第26回 定例会

ぷれジョブちの 11月15日 18時30分〜 
会場 ゆいわーく茅野 101会議室

 オープンしたばかりの「ゆいわーく茅野」で初めての定例会が行われました。とてもきれいで明るい会場に、なんだか気持ちもウキウキとしてきました。これからはこの会場で定例会を行っていきます。

○MKさん
学校の現場実習があり、2日だけのぷれジョブでした。アメリカンドラッグで商品の前出し作業をしました。作業中、SKさんが応援に来てくれました。
①サポーターさんから
お店の雰囲気にも慣れてきた様子です。店長さんが心配りのある方で、安心して仕事をさせていただいています。MKさんをサポートするのは今回が初めてで緊張していたけれど、少しずつ性格が分かってきた。とってもユーモアがある。あと、数えるほどだけれど、これからもいいお仕事をしてほしいです。サポーターがいなくても、本人の力でできそうなほどしっかりと取り組んでいます。
②本人から
 アメリカンドラッグにSKさんがきたからドキドキしました。寄宿舎の先生も来てくれました。

○YAさん
 茅野市役所こども課でのぷれジョブ。アルミホイル教材づくりをしました。アルミホイルを切ったり、丸めたりするのが上手になったきました。根を詰めすぎるほど作業をがんばりました。苦手にしていたことが少しずつ上手にできるようになってきました。缶バッチづくりは、とてもお気に入りの作業です。1回目は50個ほどでしたが、2回目は100個ぐらい作ることができました。どうしたらやりやすいかを考えて作業をしていました。
サポーターさんから
・「ちーぼ」(茅野市子ども会育成連絡協会で作成したキャラクター)の缶バッチがああいうふうにしてできるのが分かりました。気を使わないと変な缶バッチができてしまうので丁寧にやっていました。3回目には自分で缶バッチの作り方を指導できるほどに上達していました。
・アルミホイルを丸める作業と缶バッチの作業では、やる気が違っていました。缶バッチの方はどんどん自分でやっていって、サポーターさんが手を出す暇がないほど。好きな仕事も苦手な仕事も両方できることが大切だなと思いました。YAさんは作業に対して考えながら取り組んでいました。
・やるべきことをきちっとやるところがいいなと思います。根を詰めすぎてボーとしているときがあったけれど、次のぷれジョブのときには自分を調整することができていました。私も一緒に成長させてもらています。
本人から
 疲れちゃうときもあるから、気分を変えながらやっています。恋ばなをして気分をかえています。疲れ始めたら、自分の好きなキャラクターのことを思い出してがんばっています。そういう風に工夫しながらぷれジョブをやっていきたいと思います。

○KNさん
 そばきり吉成さんでのぷれジョブ。テーブル拭き、金魚のえさやりという新しい仕事ももらいました。座布団をとてもきれいにならべています。前回の定例会との間に修学旅行に行ってきました。横浜が楽しかったです。家で自分のものがちらかっている時に、言われる前に整頓できるようになってきました。
①サポーターさんから
・ぷれジョブに行くと、宴会の準備がもうセッティングされていたので、KNさんに見せてあげました。ぷれジョブの前に手を洗いますが。私が手を洗っていると、腕のところに石鹸が垂れたのですが、それをKNさんが拭いてくれました。私が眼鏡をかけていないと気づいて声をかけてくれました。KNさんとの距離が近くなったことがとてもうれしかったです。
・女の子なので、机を立ててそうじすることはできませんが、お店の奥さんも手伝ってくださっています。えんじと紺色のざぶとんを交互に並べ、たたみのへりに合わせて並べてくれています。お迎えにいくとき、養護学校のバスが早く来ないかなと(待ち遠しく)思いっています。ぷれジョブのエプロンと腕章をするのが誇らしくなってきています。一緒にバスを待つ保護者の方から声をかけてもらえるようになってきました。KNさんが掃除機を片付けるとき、「おうちにいってお休み。」といって片付けるところがいいです。
②本人より
 作業とても楽しかったです。修学旅行は横浜に行きました。中華街にいきました。肉まん食べたよ。ニーハオ 。ディズニーランドとフジテレビに行ったよ。カップラーメンを作れたのが良かった。

○SKさん
 今日はお母さんが役員の会と重なってしまい参加できませんでした。MKさんのぷれジョブを応援に行ってくれました。

○TSさん
4月から高校に通っています。学校から近いので忘れ物をしても帰ってこられます。学校での絆も深まっています。12月19日が誕生日です。時間が経つのがとても速いです。学校の方にも慣れてきました。

○「ゆいわーく茅野」オープンイベントへの参加
 MKさんが最後は立てなくなるほど会計をがんばってくれました。YAさんは缶バッチの作り方を大学生してあげていました。人と接するのが大好きなので、「ごはん食べれば。」と言ってもお店に立っていました。会計も頑張ってくれました。SKさんがとてもいい表情で参加してくれていました。KNさんは自分なりのお客様への気持ちの伝え方をしていました。他の人たちと比べてもプロフェッショナルな対応だったように思います。「ぷれジョブちの」のことが知られるようになってきたこともとてもうれしいことでした。

文責:キートス3世

2016年10月19日水曜日

第25回 定例会

日程:2016年10月18日 18:30~
会場:茅野地区コミュニティセンター 男女共同参画室

○MKさん 【アメリカンドラッグ茅野メリーパーク店でのぷれジョブ】
 商品の前出し作業をしています。
 慣れてきたころで1度陰からのぞいてみたいお母さん。「見に来てもいいよ。」とMKさんからの言葉。かくれていたはずが、すぐに気づかれて見つかりました。変わらずサポーターさんと楽しくお仕事しているようです。
 大勢の人が来る場所でのお仕事に挑戦していることをとてもうれしく感じているMKさん。いろいろな商品の前出しが手際よく出来るようになってきました。ここでのジョブもそろそろ折り返し。「他の仕事にも挑戦できるように店長さんに相談してみよう。」とサポータさんと相談中。お母さんから「店員さんは他にどんなお仕事をしているんだろう。」と声をかけられMKさんは、店員さん観察も始めました。

○YAさん 【茅野市役所こども課でのぷれジョブ】
 通知の組み込み作業、リサイクル用紙裏面へのスタンプ押しをしました。たくさんの仕事にも、手際よく黙々と取り組み「(仕事の)やり方がわかってうれしい!」「黙々と仕事することも楽しい!」そんな思いも感じているようです。
 どんぐり手帳の組み込みをしたときには、不足のものがあるときちんと「○○が足りません。」と言ってくることができました。YAさんが作った手帳が市民の方の手に届いています。受け取ったお母さんの表情や気持ちを想像しながら作業しているようです。
 ホイル丸めは手指が痛くなるのですが、指が赤くなっても大丈夫と頑張りました。手先を使うことが苦手と言っていましたが、一生懸命がんばって作っていました。

○KNさん 【そばきり吉成さんでのぷれジョブ】
 はじめての場所でのぷれジョブがスタートしました。KNさんは元気よく挨拶しながら仕事場に入ることができました。慣れない仕事ばかりでしたが、がんばっていました。
 作業の手順は①あいさつ→②手洗い→③座敷に上がり靴を揃える→④テーブル四点アルコール消毒→⑤お品書きをテーブル角に揃えておく→⑥座布団を畳に平行に置く
 掃除機かけとテーブルセッテイングでは全室の掃除機がけをしっかりやっていました。かけ終わると、掃除機に「おやすみ」と言っていました。習熟度がアップし、質・量とも前回に比べ格段にできるようになっていました。

文責:ふろむY・キートス3世

2016年8月26日金曜日

第24回 定例会

ぷれジョブちの 8月23日(火) 茅野市文化センター 第2会議室

○MKさん
みんなで集まって「はじめのことば」
高校生活最後のジョブはメリーパークの中のアメリカンドラッグにて
歯ブラシのコーナーなど商品を並べています。 
・サポーターさんからひとこと
 いろいろな商品があって目うつりしてしまうほど。「前出し」の仕事をしている。「前出し」とは後ろにある商品を前の方に出す仕事。2回目にはだいぶ慣れてきています。はじめは戸惑っていたけれど、2回目には時間がいっぱい頑張っていました。
 歯ブラシは細くて外れやすいから、苦労していました。店長さんが引き出す棒を出してくれました。MKさんは丁寧にやっていました。

○YAさん
 市役所こども課でのジョブ。
 どんぐり手帳のファイリングやホイル豆づくり。ホイルを切って丸めることに苦戦していました。こども課の方から「すごくたくさんのお仕事ご苦労さまでした。ハキハキした対応と素敵な笑顔が最高でした。手際よく予想以上の組み込みをしてもらいました。」とメッセージをもらいました。
 発送通知のセット作業をしました。きちんと確認しながら指示通り作業することができました。
・サポーターさんよりひとこと
 どんぐり手帳は中に挟み込む束が厚くて、それを挟み込むのが難
しい上に、フォルダーが硬い。雑にやると紙が破れてしまう。1枚破ると大変なことになってしまう作業。でも30分で50冊できました。アルミホイルを破るのがうまくいきませんでした。(前回同じ場所でジョブをしていた)KNさんはつるつるにできていたそうだが、どうして、そういうふうにできるのか不思議でした。やればそれなりに上手にできるようになってきました。
 今までは対人的なジョブでしたが、封筒の作業を黙々とやっていました。今までのYAさんと違った一面を見ることができました。YAさんが時間を見ていてくれて、「はい、時間です。」と声をかけてくれました。久しぶりに一緒にジョブをしたら、大人になったなと思いました。
・本人から
 今ままでのぷれジョブは人と接するところでした。今は、モクモクやるところだからドキドキしていました。仕事ができるか心配だったけれど、やってみると楽しくなって、市役所の人たちにも恵まれ、いっぱい褒めてくれて、不安がなくなりました。これからも頑張りたいと思います。

○KNさん
 どんぐり手帳のファイルを開き、透明のビニール袋に入れる作業やどんぐり手帳を組み合わせる作業をしました。スムーズに丁寧にできていると褒められました。
・サポーターさんより
 議会棟や秘書課。子ども課と活動しました。はじめてのことをたくさんやらせてもらいました。KNさんは精神的につらいこともあったのに、1度も休まずに7ヶ月ジョブを続けることができました。次は吉成さん(お蕎麦屋さん)でジョブをします。
 まっかな手になりながら、アルミ玉をがんばっていました。本当に丁寧にやっていました。
・本人から
 市役所の仕事が終わりましたね。楽しかったです。次は吉成さんでやります。みなさん、来てください。

○終了式
 半年間のジョブを終えたKNさんに終了証が手渡されました。
 KNさんからはお世話になったサポーターさんへ感謝の手紙が手渡されました。
 
○会場にいらっしゃった方から
・SKさん
 夏休み、琵琶湖で泳ぎました。
・TSさん 
 まだ学校が始まっていません(高校)。宿題はだいたい終わりました。休みいろいろありました。学校の部活の練習がありました。学園オリンピックに参加しました。T大学の体育館でやりました。ボロ負けでした。校舎の教室泊まりました。教室にクーラーがありました。夜、みんなで話をしました。

 その他、サポーターさんや保護者の方、学校の先生など、会場に足を運んでくださった方、おひとりおひとりから感想や、日ごろ思っていることをお話ししてもらいました。

○「全ぷれセミナー2016 IN 新潟」の報告
 8月6・7日に行われた全ぷれでの様子について、参加した山室さんより報告があり、会の素晴らしい様子が伝わってきました。

文責:キートス3世

2016年8月7日日曜日

第23回定例会

ぷれジョブちの 7月19日(火) 茅野市文化センター 第2会議室

 定例会が開かれました。会場いっぱいの人たちに加え、今回はスペシャルゲストも来場してくださいました。スペシャルゲストについてはのちほど。

1 活動報告
○MKさん
 高校3年生のMKさん。最後のジョブはMKさんが希望していたよく行く近所の“アメリカンドラッグ”に決まりました。
 事前打ち合わせも終え、7月29日からいよいよスタート。来年1月末までの半年間のチャレンジです。
 今までの活動場所(図書館・市役所)との一番の違いは…。大勢の人が利用する場所「売り場」でのぷれジョブということ。シャイなMKさんを気づかって、売り場に出ないお仕事もあると店長さんからお話をいただきましたが、「最後だから売り場でのジョブに挑戦したい!」という気持ちを尊重してくださり、ここでのジョブは “品出し” と “「いらっしゃいませ。こんにちは」 のごあいさつ” に決まりました。MKさんからは「がんばります!」とひとこと。MKさんのチャレンジが始まります。

○TSさん
 高校1年生のTSさんはただいまぷれジョブ活動をお休み中。高校生活を満喫しています。制服姿で参加してくれたTSさんはとても大人びて見えました。
 高校での生活の様子をいきいきと話してくれました。サポーターさんからは「少し合わなかっただけなのに、見違えるように大人になった」とうれしい言葉。高校生活が落ち着いたらまたぷれジョブスタートの予定です。

○KNさん【茅野市役所さんでのぷれジョブ】
 市役所でのジョブが昨日は終了しました。そして、次のジョブはTSさんに続き「そばきり吉成」さんでのぷれジョブが決まりました。先日、事前打ち合わせを終えました。夏休みが明けた 8月24日(水)からスタートすることに決まりました。
お仕事内容はTSさんと同じで、お掃除と宴会会場のテーブルセッティングです。
①サポーターさんから
 保育園児のおはし練習用のアルミホイル教材づくりをしました。アルミホイルをまるめる作業でした。簡単にまるめるのがすごい。でも、ひたすら丸めるので手が痛くなっていました。机の上でまるめるとKNの絶妙なやり方でピカピカのツルツルになる。ジョブに集中している。嫌にならないでいる。職員の方も応援してくれている。チーボのうちわをもらえてうれしそうでした。市役所の6階まで上がると八ヶ岳を眺めたり、木落坂を眺めたり。楽しくできている。
②本人から
 良い仕事ができてよかったです。
③応援メッセージ
 KNさんのぽろっというひとことが楽しい。ジョブに対して責任感を持っている。市役所もそうだろう。これからも頑張ってね。

YAさん【Soy-屋(ラーメン屋)さんでのぷれジョブ】
 たくさんの人に支えられて、Soy-屋さんでのぷれジョブが終了しました。「あいよ!」の声がけが評判良かった。調味料の補充は難しくしっぱいしてしまったことがあったけれど、工夫しながらできました。お客様のことを考えていました。
②店長さんから
 あっという間の半年間。来週からYAさんの元気な声が聞けないのがさびいしいです。高校生になっらアルバイをしてくれるといったので、とても楽しみです。
③サポーターさんから
・とても一生懸命やっていた。英語の勉強までした。いろいろな人が(お客さんとして) 応援にきてくれた。私には「あいよ!」が言えなくて、いつも(YAさんに)先をこされて、くやしかった。
・Soy-屋で半年間ジョブさせてもらった。YAさんの「あいよ!」のかけ声は自分から店長さんに「やりたい」とお願いしていた。わたしたちには、タイミングが難しいのに、店員さんといっしょにかけ声をしていた。店長さんからは、他のアルバイトの子のお手本になると言っていただいた。6ヶ月間行くと別れが辛かった。
④YAさんのメッセージ
 次のジョブは市役所に行く。8月に入ってからのスタート。

2 YAさん修了式
 YAさんにはぷれジョブ修了証が手渡され、YAさんからはサポーターさん1人1人へ感謝の手紙が渡されました。

3 SKさんから名刺のプレゼント
 プレジョブスタートに向けてがんばっています。サポーターのみなさんと仲良くなりたいと、サポーターさん1人1人にあいさつをした後、手作りの名刺を渡したり、質問をしたりしながら交流をもちました。

4 KNさんのお父さんより
 先月2日 妻が急逝しました。四十九日が無事済みました。落ち着きました。信じきれていないところがある。妻の代わりにがんばります。下は向きません。前を向いてやっていきます。
→YAさんのお母さんから
 KNさんのお母さんと、2人でぷれジョブを立ち上げてきた。願ってはじまって苦労して今日まできました。KNさんのお母さんの願いもあるので、Kさんとこれからもぷれジョブをやっていきたいと思います。

5 今回のスペシャルゲスト
 ぷれジョブの生みの親である西幸代先生。長野県でぷれジョブを積極的に進めて下さっている宮尾彰先生のお二人が定例会に参加してくださいました。ここでとても素敵な発表がありました。なんと、お2人は5月5日にご結婚されたそうです。そこで、お祝いにYAさんのお母さんが焼いて下さったシフォンケーキに急きょ「ケーキ入刀」のセレモニーを行いみんなでお祝いをしました。
○宮尾先生
 ここに来るのは3回目になると思いますが、今日も胸がいっぱいです。ここに来ると何かを取り戻す気持ちになります。SKさんをはじめ、ひとりひとりが人間として豊かになっていく姿をご一緒できることがうれしい。TSさんは高校生になった。YAさんにはいつもスイッチを入れてもらっています。市役所の道をひらいてくれたMKさん。KNさんとラーメンをご一緒させてもらって、ガラ携のことで盛り上がった。熊本城が可愛そうと言っていました。サポーターのみなさんもプレジョブの大切なものを表現してくださっているように思います。
○西先生 
 すばらしい会ができていますね。13年前にぷれジョブをつくりましたが、ここにその形ができています。サポーターさんがとても大切な活動です。日本中の中でこんなに素敵なところはない。誇っていただきたいです。いっぱい何かもらうんだけれど、みんなちょっとずつ与えていく場でもあります。今後ますます楽しみです。
 ぷれジョブは最初から四つ葉のクローバーをイメージしています。1つ1つの葉はサポーターさんだったり学校だったり。真ん中の部分を空白にしていることを大切にしています。ここに神様が降りてくることにしている。ここに毎回KNさんのお母さんが降りてきます。その思いをつないで次へいく。この4つ葉のこの空白にしているのは、亡くなった人をとめるつくりにしている。あるとないがいったりきたりするところ。ずっと繋がれていく。次の世代へと繋がれていくのです。

                                    


文責:キートス3世・ふろむY

2016年5月22日日曜日

第22回定例会

ぷれジョブちの 5月17日 茅野市文化センター 第2会議室

定例会が開かれました。今回も会場いっぱいの人が集まりました。

まずは連絡事項から。
・ボランディア活動助成金を資金に活動していきます。
・サポーターさんはボランディア保険に加入させていただきます。
・サポーターさん・企業さん・事業所さんは随時募集しています。
・今年度も諏訪養護学校関係機関連絡会議に参加して、ぷれジョブちのの活動について紹介します。 
・次回の定例会は6月21日(火) 茅野市公民館で行います。

SKさん
 お母さんがSKさんのことを紹介してくださいました。
 今は、ぷれジョブ準備中です。人前だと緊張してしまいます。人の名前と顔を覚えるのが苦手です。音が気になるので、普段はイヤーマフをつけています。
 最近楽しかったことは御柱です。御柱で一緒になったKNさんのご家族のことが大好きになりました。

MKさん
 名古屋と京都へ修学旅行に行ってきました。金閣寺などお寺に行ってきました。トヨタにも行きました。お天気もまずまずで楽しい時間を過ごしてきました。2泊3日の旅でした。京都は暑かったです。。湯豆腐を食べました。電車いっぱい見られました。京都タワーが見えました。京都で一番記憶に残ったのは三年坂と清水寺でした。京都のジグソーパズルを自分のおみやげに買いました。

KNさん【茅野市役所さんでのぷれジョブ】
 茅野市役所でぷれジョブをしています。裏紙再利用の神にスタンプ押したり、不要ディスクの分解の仕事をしたりしました。とても作業が気に入ったようで、楽しくやることができました。。
    サポーターさんから
・とても器用に壊していました。いろいろな形に割れるのを楽しかったみたいです。作業するところは6階なのでとても見晴らしがいいところでよかったです。職員の人がとてもよく声をかけてくれます。
 手際がよくて、「子どもってすごいな」と成長を感じます。一緒に仕事をするのがとても楽しいです。
・市役所の方が仕事を選ばせてくれて、本人の希望でスタンプ押しと不要ディスクの分解の作業になった。ケースを外すのに力がいるけれど、上手にやっていました。ボランティアの方も一緒にい楽しめました。
    本人から
 お仕事おもしろかったです。割れるのが楽しかった。チーボのファイルをもらって嬉しかった。チーボかわいいねって話をしました。
    お母さんから
楽しくやっているようで何よりです。あいさつの声がまだ小さいようで、そんな話を家でしています。6月で市役所は終わりなので、次どうするか話をしている。

○YAさん【Soy-屋(ラーメン屋)さんでのぷれジョブ】
 ゴールデンウィークでお店が忙しく、2週間空きました。サポーターさんの声がけに「ありがとうございます」と返事ができました。一味と七味を間違えてしまうハプニングもありました。SKさんたちが食べに来てくれました。
    サポーターさんから
・「外の顔はお姉さんで、家の顔は妹で、本当の顔はお姉さん。」と言っていた。しゃべるのはいいけれ
ど、手を動かすことをAさんに学んでもらった。
・店長さんが臨機応変に、Aさんのことを考えて対応してくれています。声をかけてくれる店長さんに自分から「お願いがあります。わたしも「あいよ」(店員さんが言っている掛け声)って言っていいですか。」と聞いていました。超まじめに取り組んでいて、知り合いの人が来てもお仕事中にはけじめをもって対応していました。
②YAさんから
 前回の定例会で私の切り替えスイッチの話をしました。学校のスイッチと家にいるときのスイッチ。ぷれジョブのときは学校のスイッチとぷれジョブのスイッチを入れます。そうするとピシッとなれます。ミスっちゃって凹むことがあるけれど、今日もよくできたなと思います。ミスが最近多いので気をつけたいです。残りの1カ月、大切にがんばりたいです。
 私も修学旅行に行ってきました。奈良と京都に行ってきました。お菓子は京都で買ってきました。みんなに食べてもらいたくて買ってきました。京都は2日目はタクシー見学で、金閣寺、龍安寺、三十三間堂、八坂神宮。3日目には嵐山に行きました。印象に残ったのは清水寺です。行く前から見たかったけれど、本物を見たら綺麗だった。奈良ではしかに餌をあげてきました。はりきって餌をあげました。囲まれなかったし、襲われなくてよかったです。
 2日目、お昼にうどんやさんに行って、うどんを食べようとしたけれど、やってなくて、るるぶで見て、周辺のおいしいものを調べたら、おそばやさんがあって、おそばを食べに行きました。友だちは「にしんそば」を食べました。私は「京野菜うどん」を食べました。せんとくんも見ることができた。
 おみやげはお花が書いてある桃色のバックを買いました。いっぱい買いすぎて、荷物になって大変でした。
③ラーメンを食べに行ったSKさんのお母さんから
 入ったら手をふってくれたけれど、すぐにスイッチを切り替えてしっかり働いていました。Aちゃんがはたらきながら店を明るくしていた。Aちゃんおすすめのつけめんを食べました。
④お母さんから
Aさんが頑張っている姿を一度はみたいと思っているけれど、最後の最後の最後のぷれジョブのときに行こうと思っている。スイッチの話をするけれど、おうちスイッチしか見ることができません。たまにスイッチを切り忘れていることがあります。次のぷれジョブは市役所の作業もやりたいと思っています。
⑤お父さんから
 今日15才の誕生日。ますますパワーアップしています。みなさんに元気をわけてあげられたらと思います。最近、よく体重計に乗るようになりました。ノートに書いて体調管理をしているようです。中3になってそういうことができるようになりました。人に気を使うこともできるようになり、「お父さんビール飲む?」とか、発泡酒とビールの缶があるのだけれど、ビールの缶を持ってきてくれます。
 次のジョブでは、神社やドラッグストアなどにも聞いています。

○TSさん
 高校生活満喫中。剣道部に入部したそうです。出てこれるときには元気な姿を見せてくれると思います。

2016年5月2日月曜日

第21回定例会 2016年4月20日(火) 

 4月の定例会が茅野市文化センターの第2会議室で行われました。今回もぷれジョブの様子が報告されました。



4月2日市民館で行われた“Light It Up Blue ちの”の様子が紹介されました。
ぷれジョブに参加しているこども達も準備からお手伝いをしました。
あたたかな青い光に包まれた市民館でリズムセッションに参加したり、思い思いの時間を楽しんでいました。












4月から新しい仲間がふえました。
●K.Sささん
もう何回も定例会に参加してくれているK.Sさん。いよいよ今年は仲間入り!
サポーターさんたちに慣れたころを見はからってぷれジョブのスタートが切れるように準備を進めていきます。
希望は、ドラックストア。お買い物に行った時に商品の並びを思わず直してしまうこともある有望株です。

●M.Kさん 【最後のジョブに向けて準備中】
今年で高校卒業を迎えるK.Mさん。学校での職場実習も忙しくなり、なかなか時間が取りにくい中でも、「ぷれジョブに行きたい!」とうれしい言葉を言って泣かせてくれます。(笑)
締めくくりのジョブ先は自宅そばのよく行くホームセンター内のドラックストアでのジョブを希望しています。
学校のスケジュールとにらめっこしながらスタートの日を決めたいと思います。

○K.Nさん 【茅野市役所でのぷれジョブ】
①ぷれジョブの様子
市役所秘書課(~3月末)ではバリエーション豊かな作業が準備されていました。
沢山の4月・5月に開催される7年に一度の『おんばしら』にご招待した方へのお土産としてお渡しする “おんべ” を袋に入れる仕事。
退職者へ送る記念品にシールを貼る仕事。
タオルたたみでは、100枚ものタオルを時間内にたたんで職員さんを驚かせました。
応接室でお客様をお迎えするための準備もしました。机を拭き、お茶とお菓子を並べました。丁寧にできたと誉めてもらいました。
こども課(4月~)では、3種類の書類を封筒に入れるお仕事をしました。

市役所でのぷれジョブを開拓してくれたM.Kさん。一生懸命取り組む姿が、戸惑いながら受け入れを決めた職員さんたちの心を動かし、「こんな仕事もできるかな!」「この仕事だったら頼めそうだ。」と想像してくれるようになりました。
そして今。2番目にジョブをしているK.Nさんがこんなにバリエーション豊かなお仕事ができる基礎をつくってくれました。ありがとう!

 この日、Nさん憧れの先生が会場に来てくれて、心から喜んでいるNさん。

②先生より 
 中1~中3までNさんを担任しました。ファイルでぷれジョブの様子は知っていましたが、サポーターさんが細かくついてくれていることに感心しました。Nさんはぷれジョブも手際よくこなし、また当日言われたことにも対応できている様子。こうした力が学校でも活きています。


○Y.Aさん 【Soy-屋(ラーメン屋)さんでのぷれジョブ】
①ぷれジョブの様子
 調味料補充では、「お客様がとりやすいようにイメージして並べている。」慣れてきたからこそ初心に戻って丁寧にやろうとしていた。お店の方からは、「Aちゃんに元気をもらいました。(中略)何かやってみたいことがあったら言ってね。」と声をかけてもらいました。

②サポーターさんから
・(ぷれジョブをする時間が)おなかがすく時間。でも、お客さんの前では言えない。(春になるにつれて)外が明るくなり、5時頃のお客さんが増えてきました。臨機応変に対応することを学べるいい機会。調味料をただ置いているだけじゃなくて、お客様のことを考えて、同じ位置に置くようにしている

③本人から
 ジョブってきて(ぷれジョブをしてきて)気を付けていることがあります。調味料をお客さんがとりやすいように並べることです。サポーターさんの車の中の私と、Soy-屋さんの私のスイッチがある。切り替えができています。めりはりを大切にしています。

⑤おうちの方から
 私たちが気づかせたいことをサポーターさんたちが上手に言葉をかけてくれている。スイッチを切り替え忘れて、お店のスイッチのまま家に帰ってきて、大きな声で返事をしているときがある。

○T.Sさん 【そばきり吉成さんでのぷれジョブ】
 まず、この春から通う高校の話をしてくれました。「部活は剣道に入りたいと思っています。勉強はだいたいすべての教科の様子が分かってきたので、油断せずに頑張りたいです。」

①サポーターさんから
 ご卒業、ご入学おめでとう。
定例会の2日後に卒業式でした。卒業式に参加しましたが、大人っぽく、堂々とした卒業式だった。仕事の関係で自分の子どもの入学式や卒業式に行ったことがなかったから参加できてうれしかった。高校で沢山の友だちをつくってほしい。ぷれジョブの仲間も忘れないでね。

②自分から
 短い時間でしたがありがとうございました。いろいろな人とつながることができ、人との接し方を学ぶことができました。友だちづくりに励んでいきたいです。

③吉成さんから(お母さん代読)
 相手の立場に立って、よくやってくれていました。感謝の気持ちを忘れずに。

④お母さんから
 受験の中、がんばった。早々に高校が決まったので、ぷれジョブすることができた。しばらく学業を優先し、ぷれジョブはお休みにします。

○終了式
 半年間のジョブを終えたT.Sさんに終了証が手渡されました。

○感謝のプレゼント
 前回ご都合で参加できなかったサポーターさんへ、1年間の感謝の気持ちを込めたプレゼントを贈りました。

○ぷれジョブinさく連絡協議会の宮尾さんから「全ぷれセミナー2015inながの」の報告書についてのお話しがありました。

○Nさんの先生からの質問
 最後に、Nさんの担任の先生から、サポーターさんたちへ質問が出されました。

※「サポーターさんになったきっかけは?」
・ぷれジョブに参加しているお母さんと同じ地区に住んでいて、お誘いいただいた。
・ぷれジョブに参加しているお母さんのお母さんに声をかけていただいた。
・別のグループに入っていて、そこで、サポーターの話を聞き、「ちょっとやってみるか」 と思った。


※「サポーターさんをやってみての感想」
・ぷれジョブの活動は世の中にソフトランディングする意味で意味がある。  
・子どもたちと一緒に楽しい時間を送っている。ぷれジョブをやっているときにハンディがあるといったことを考えたことがない。子どもたちは純粋な心をもっている。1カ月に何時間もしていることを子どもたちは楽しんでいる。自分も職場体験をしている気持ち。
・楽しい時間を過ごしている。子どもと一緒にいると心が浄化されていく。気持ちがいい。
・子育ての経験がないので、小さい子と交わる場がなかった。今の若者の話が面白い。私が楽しませてもらっている。子ども・職場・保護者の交わりが楽しい。
・子どもが成長していく姿を見るのが楽しい。   

→ぷれジョブinさく連絡協議会の宮尾さんから
 サポーターさんのお話しからも分かるように、どなたも無理をしていない。どんな人もこの会場にすっと入ってしまう。ぷれジョブに対して願いを掲げて取り組んでもいいし、そうでなくてもいい。それぞれがありのままの姿でいられる手作りの居場所。子どもたちから自然と頂戴している感じがあり、くせになったらやめられない。こういう活動は文部科学省にも厚生省にもできないのです。 

文責:キートス3世・ふろむY

2016年4月3日日曜日

Lighe It Up Blue ちの

 4月2日(土) 茅野市民会館が青い光に包まれました。
この日、茅野市は「御柱」一色でしたが、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」でもあります。4月2日は世界のいたるところで「ブルーライトアップ」が実施されました。
 茅野市民会館では点灯に向けたカウントダウンイベントが18時30分から開かれました。
 会場にはたくさんの人たちが駆けつけてくれました(御柱帰りと思われる法被姿の人も…)。ぷれジョブちののメンバーも参加しました。
 来賓の方のご挨拶の後、パーカショニスト塩津知広さんがファシリテーターとなって「ドラムサークル」をみんなで楽しんだ後、そのままカウントダウンに入りました。「10」からカウントダウンし、みんなの「ゼロ」の掛け声に合わせて茅野市民館が青色のライトに包まれました。これを見て、会場にいた人たちから大きな拍手と歓声があがりました。
 その後は、中学2年生のチェリストが演奏する、「情熱大陸」や「リベルタンゴ」で大盛り上がり。音楽に合わせて踊ったり、楽器を鳴らす人たちもいました。最後は「世界にひとつだけの花」をチェロの伴奏に合わせてみんなで歌ってエンディングとなりました。
 関連企画の啓発パネルも展示が4月9日(土)まで行われています。ぜひ、こちらの展示の方にも足を運んでみてください。


文責:キートス3世

 

2016年4月1日金曜日

第20回 定例会

 3月の定例会が茅野市文化センターの第2会議室で行われました。今回もぷれジョブの様子が報告されました。

○T.Sさん 【そばきり吉成さんでのぷれジョブ】
 まず、発表の冒頭、うれしいお知らせ。Sさんが高校への進学が決定しました。会場のみなさんからたくさんの拍手を贈られていまいた。本人からは、「笑顔を保ち楽しい日を送れるれるようにしたいです。」という素敵なコメントがありました。
①サポーターさんから
 手順は確実に頭に入っていて何も言わなくてもテキパキとこなすSさん。お客さんのことまで考えている仕事ぶり。自分の靴の向きまで配慮しているほどです。
 今回、鍋のガスコンロのセッティッグがありましたが、やったことのない活動にもしっかり対応することができました。
 アルバイトの子の方からSさんに自己紹介をしてくれました。Sさんは照れながら自己紹介していました。自分から明るく声がかけられるようになるとさらにいいですね。アルバイトの子がSさんがやったのを見本にしている様子がみられました。
②本人から
 仕事関係ではじめて自己紹介をしました。1人目は声をかけられて2人目は緊張してしまいました。だけれど、いい経験になりました。自分から前に出て他人との関係をつくり、自分からできるようにしていくんだなと思いました。再来週が最後だけれど、今までの経験を生かしたいです。
③お母さんから
 先生から「仕事の仕方について提案した姿。これが自分の力になる。高校生、社会人として活躍している姿が思い浮かびます。」と言葉をいただいた。
 新生活が始まるので、しばらくジョブはお休みしますが、また機会があればぜひ取り組みたいです。

○K.Nさん 【茅野市役所でのぷれジョブ】
①サポーターさんから
 Nさんは1月から市役所でぷれジョブをしています。議会棟の雑巾がけでは、雑巾が真っ黒になるまでがんばっていました。今は、秘書課の応接室のお掃除をしています。航空写真など誘惑するものが飾ってありますが、それに負けずにぷれジョブをしています。先日は市長さんとお話したり写真撮影したりしました。ハンコ押しをしたり、御柱のおんべを袋詰したりしています。「丁寧に根気よくできた。」とほめてもらいました。
②本人から
 おんべの袋詰作業ができてよかったです。
③お母さんから
 気長にがんばっているようです。お家で掃除をしたことがなく、雑巾を絞ったこともないのによく頑張っています。課題も出していただいているようでありがたいです。

○Y.Aさん 【Soy-屋(ラーメン屋)さんでのぷれジョブ】
①ぷれジョブの様子
 爪楊枝はつめないとふたがしまらないし、反対に詰めすぎると取れないので、ちょうどよく入れるのが難しいです。調味料の補充が時間内にできるようになりました。メニューを拭くお仕事が追加されました。はじめは、半分のメニューを拭くだけで時間がたってしまいましたが、今は全部のメニュー、さらに予備のメニューまで拭けるようになりました。アルバイトの人とスピードが変わらないほどです。
 Nさんご一家が来てくれました。店長さんが「お知り合いなら水を運んでみる。」と声をかけてくださり、水を運びました。「ご注文お決まりになりましたらお呼びください。」と言うことができました。帰宅したNさんはずっとお店の方を見ていたそうです。
②ジョブの様子を見たNさんから
 「仕事かっこよかった。」
③サポーターさんから
 毎週火曜日の5時15分からでお腹が空いている時間だけれども頑張っています。Aさんがサポーターさんにやり方を説明している様子を見て、お店の方がびっくりしていました。お客さんが来ていましたが、「失礼します。交換させてください。」「ごゆっくりどうぞ。」ということができました。
 店長さんは臨機応変にAさんに接してくれています。「Aさんが来てくれると元気もらえる。」と言ってくれています。
 はじめは12か所の内、8か所ぐらしかできませんでしたが、全部やるためにはこういうふうにテキパキやろうと考えながらやっているのが伝わってき

ました。
 後からきたアルバイトの人がAさんのところに来てあいさつしてくれています。
④本人から
 4月から3年生。2年生のときに
Soy-をはじめました。2年生の私は温かい対応ができました。満足しています。3年生になってもこの調子でがんばりたいです。
⑤お父さんから
 本人の中に2年生と3年生の区切りがあります。「3年生になったら頑張れるかな。」「2年生よりがんばろう。」という揺れる気持ちがあるようです。
 家族で飲食店に行って調味料を適当におくと怒られるようになった。Aさんが大人になって、お父さんを超えているところを感じます。
⑥お母さんから
 環境が変わるのを自覚していて不安に感じているようです。「できることをひとつずつやっていけばいいよね。」と話している。昨日の夜、3人で
Soy-屋へ行きました。じじがメニューを適当に置こうとすると、綺麗に整えて置いている姿をみることができました。

○最後に
 今回は今年度最後の会ということで、子どもたちからサポーターさんへ、1年間の感謝の気持ちを込めたプレゼントが贈られました。1年間の成長が感じられるしっかりとしたお手紙が書けるようになりました。
  とても和やかな雰囲気の中、第20回の定例会が閉じられました。


                                   文責:キートス3世

2016年2月1日月曜日

1月の定例会は雪の影響で中止

思わぬ雪の影響で1月の定例会は中止となりました。
冬場は~こればかりはどうしようもできないですね…

高校受験を控え、一時お休みしていたこどもにも無事『合格』の便りが届き、おめでとう‼
ジョブを再開することとなりました。
2人のこども達が新しいジョブをスタートさせています。
ひとりは春まで充電中!
ぷれジョブちのの仲間は元気いっぱいです。

Aさんはラーメン屋さんでぷれジョブをスタートしました。
とっても素敵なラーメン屋さんです。

~ Aさんのジョブの様子をサポーターさんが届けてくれたメール文でご紹介させていただきます ~

Soy-屋さんでも初めてのぷれジョブの日、愛瑠さんはお店に向かう車の中で、ファイルを出して、Soy-屋さんからメールでいただいた注意事項を声を出して読み直してくれました。「お店に入る時はおはようございます、まず、手をあらうこと、お客様がいらしたら、いらっしゃいませ・・・」おかげさまで私もひとつひとつ「はい、はい」と返事をして再確認できました。愛瑠さん、しっかりしてる!Soy-屋さんではサポーターの分まで名札とすべて半額のカードも名入りで用意して待っていてくれました。店長さんが「後からくるバイトさんは愛瑠さんに挨拶しますからね」と。30分ほどして出てきたバイトさん、きちんと愛瑠さんのところに来て名乗って挨拶してくれました。もちろん、愛瑠さんも大きな声でご挨拶。店長さんの行き届いた心遣いに居心地の良さを感じます。
お仕事はまず、各テーブルやカウンターに置いてある調味料入れを拭いて中身を補充すること。調味料は2リットルの大きなペットボトル入りなので、これを3本、大きな胡椒の袋、七味の袋、爪楊枝を大きな笊に入れて運びます。これ、全部で5,6キロあるのでサポーターが持つことにしました。愛瑠さんはふきんの場所も教えてもらって、まずは一つ目のテーブルから開始。ひとつ、ひとつ、考え、考え、進めていきます。
2つ目が終わったところで、「愛瑠さん、こういう手順でしたらどうかな」と提案したら、「はい」といつものいいお返事。調味料のはいった2リットルのボトルは愛瑠さんには重いので、サポーターの仕事に。でも、どの調味料をどれくらい補充するか判断するのは愛瑠さんのお仕事。店長さんからは「これはこれくらいまで、こっちは半分くらい」と教えてもらってます。
意外と難しいのは爪楊枝。たくさん入れないと蓋ができません。
初回は12箇所の調味料入れのうち、4つ残ってしまいましたが、店長さんからは「バイトさんより手際がいいわ」と褒めていただけました。








 2回目は、間が2週間空いてしまったので、大丈夫かな、と思っていたら、愛瑠さん、ご挨拶、手を洗う、調味料の場所、手順などきちんと覚えていました。さくさくと仕事が進み、お客様が使いやすいようにラベルの向きも揃えて12箇所全部を時間内で完成!感激です。初回ではお手伝いしていた爪楊枝も愛瑠さん一人でしました。感想を書きに控え室に来てくれた店長さんに愛瑠さん、「お願いがあります。注文を受けると、店員さんが「よっ」って返事してますが、私も一緒に声をだしてもいいですか?」店長さん、ちょっとびっくりして「あれ、したいの?いいわよ」と快諾。「やったあ」と小躍りした愛瑠さんです。

店長さんはじめスタッフの方々も歓迎してくださっているので、これから先が楽しみです。

調味料の「手入れ前」と「手入れ後」の写真をご参照ください。
ラベルの向きがバラバラ、と愛瑠さんがきちんとラベルが見えるように並べているのがわかります。これからもスピードだけではなく、丁寧にしましょうね、と話ました。
いいお店にお願いできてよかったですね。

手入れ前
手入れ後
サポーターのMさん。いつもありがとうございます。
こども達の小さな変化を丁寧に私たち保護者に届けていただいています。
家族では気づくことができない成長を届けていただけることは何よりうれしいことです。

ぷれジョブちのでは、こども達の様子をそれぞれの保護者、関係者が投稿させていただこうと思っています。
投稿者のカラーも楽しみながらたまぁ~に覗いてみてください。

ふろむY