2017年6月24日土曜日

第33回 定例会

2017年6月20日 18:30~
会場 : ゆいわーく茅野 301.302会議室

〇お知らせ
・『ぷれジョブちの』のリーフレットができました。地域のみなさま用とご家族用の2種類です。
・『ボランティア活動助成金』が認められました。リーフレット作成、のぼり旗作成などに利用させていただきます。
・『打ち合わせ会』をやっています。毎月第2木曜日に打合せをしていします。ご都合のつく方はお出かけください。知恵をお貸しいただけませんか。 山室宅で9:30~
・『ぷれジョブちの』サポーターさんとご協力いただける企業を募集しています。お心当たりのある方は是非、ご紹介下さい。定例会にもお誘い下さい。
・田村さんからお話
 5月28日 茅野民生委員の研修会でねむの木学園へ行ってきました。個人個人の感性をとても大事にしていました。

〇活動報告 
・YAさん ウエルシア茅野本町店
 YAさん7期目のジョブがスタート。さらに今回は、SKさんの友サポとしての活動もあります。
はじめての品出し作業。YAさんははじめてのジョブでしたが、店長さんの説明通りに動くことができました。
下倉店長さん:「初めての商品前出しがとても上手にできました。これからも食品以外も頑張って作業をお願いします。」

☆YAさんサポーターさんから
本村さん
ウエルシアの店長さんがとってもいい方。仕事しやすい雰囲気でした。1回目は1人で。2・3回目はSKさんと一緒でした。洗剤の詰め替え用パックの陳列作業。形が不定形で難しい。SKさんは「YAさんのやるところを見てからにする?」の問いかけに「うん!」YAさんもどうすればいいかをわかっていた。私は見守るだけでよかった。しばらく見るとすぐ仕事の内容が把握できて作業に取り組むことができた。YAさんが安心を与え、自分の仕事をしっかりわかって、自分のジョブと友サポ両方を行っていたと思う。

出口さん
とてもウェルシアさんがあたたかい。ジョブの職場としてとてもいい。店長さん何度も見に来てくださり、「わからないことがあればお聴きください。」と言ってくださった。YAさんは1週間の学校生活・寮生活を終えての金曜日。お迎えからウェルシアまでの道中はとても疲れているように感じたが、ジョブが始まると一生懸命取り組むことができ、帰りはいつものYAさんに。とてもいいスタートができたと思う。予定よりたくさんの仕事をしていた。いいスタートが切れた。SK君のジョブの時間が1回目2回目とだんだん延びてきているのもとてもうれしい。

☆YAさんから
SKさんとのぷれジョブがスタートして、SKさんのサポートをしながら自分のジョブもしている。
自分のジョブを一生懸命しながらの友サポはちょっと大変だけど、SKさんがうまく出来るのもうれしいし、自分のジョブも一生懸命できればうれしい。この調子でがんばりたいと思います。

・SKさん ウエルシア茅野本町店
元気よくあいさつもでき、丁寧にお仕事することができました。1回目30分活動することができた。YAさんのことを見て頑張ることができました。

☆SKさんのサポーターさんから
島田さん
SKさん、全く初めてで不安だと思います。疲れたと思います。私も疲れました。でもいい疲れでした。
彼には合っている仕事だと思いました。前出しという仕事があることを知らなかった。YAさんがいろいろ教えてくれてホッとしました。はじめてのジョブはもう少しできそうでしたが、嫌な思いをさせてはいけないと思い、少し早めに30分できりあげました。2回目のジョブ。当日の朝、車が故障してしまい軽トラでお迎えに行った。「乗ってもらえなかったらどうしよう…」と心配したけれど、心配をよそに乗ってくれた。疲れがあったと思う。中腰は苦手なのかな。下の棚の作業の時は床に座り込んでしまう。床に座りこまないで中腰でできるといいな。しばらくは下の棚の作業はしないほうがいいのかな。と思いますが、SKさんは低いところにも気づいてしまう。仕方ないかな?(笑)

☆SKさん
疲れた!次はがんばれる!がんばるよ!

〇子どもたちからひとことづつ ~今何してる?~
・KNさん
高等部がんばってるよ。
ぷれジョブはまだ決まってないよ~

・TSさん
こちらは相変わらず元気です。

・MKさん・
下諏訪へお仕事。毎日電車で通っています。していることは秘密です。

ここで今回定例会のスペシャル企画 ぷれジョブの生みの親、西幸代先生とZOOMでつながり、西先生とディスカッションを行いました。

☆西先生から「ぷれジョブの原点」についてのお話
ぷれジョブでは、ゆるく繋がるおっきな家族ができるといいと思っていたんですが、ちのの定例会に参加しているみなさんの様子を見ていて、もう大きな家族になっているなと思いました。ここにはおっきな家族ができている。素敵な、あったかい空気。卒業しても来たくなるような空気。ずっといる場所。大人も子どももわけ隔てない場所。サポーターさんも、子どもたちもみんなが同じ大きさに見えた。それは命の大きさ。できるとかできないとかでなく、「ここにいるよ。」ということ。みんな輝いてる。
茅野で素敵なことが起きているということが、そこに居なくても分かる。その雰囲気が伝わってくる。
今、「ぷれジョブってなぁに?」って聞かれたら、「地域にできるゆるいおっきな家族」と答えると思う。

☆西先生よりぷれジョブ茅野のみなさんに質問
みなさんは「ぷれジョブってなぁに?」って問われたらどう答えますか?
・YAさん
 サポーターさんとも職場の方ともふれあうことができて、とっても楽しくお仕事ができる場。
・SKさん
 楽しいこと。いろいろな話をできるところ。家族のような感覚がある場所。
・MKさん
 楽しかった。
・KNさん
 お仕事するところ。楽しい。またはじめたい。
・SKさん
 楽しかった。これからも頑張るぞ。お~~~~!
・SKさんのお母さん
 SKにできると思っていなかったけど、SKにとって本当にいい経験。いい機会をいただいた。SKを支えてくれるひとが増えた。あったかい場所。
・MKさんのお母さん
 以前は人と関わるのが苦手だった。自分を出せる場所ができた。ありのままの自分が出せる場所。

☆西先生のお話
「プレジョブってなぁに」という詩 (動画で5分 よかったら聞いて見てください。)
今みなさんが話してくれたことが、その話が入っています。

「みんなのいのちはすばらしい」
お母さんのおなかの中で21日目から一週間で赤ちゃんはこんなふうに成長する。
しっぽがある → しっぽが取れる → 陸上に上がる → 爬虫類になる → 人間になる。
みんなこの成長をする。
海にいたのが陸上に上がってくる。この時お母さんはつわりになる。赤ちゃんも大変な成長をして陸上に上がるが、お母さんも一緒に戦う。
たくさんの生き物が海から陸上に上がることに挑戦して、この成長を獲得するのに何億年もかかって進化してきた。
ここに生きている人一人ひとりが、上陸してきた人たち。こうやって、苦しいところを乗り越え、生き延びてお母さんのおなかで赤ちゃんになって生まれてくる。
その成長を遂げて生まれてきたひとりひとりみんなが「完璧な人間」誰ひとりとして、足りないとか、欠けているとかいう人はいない。
こういうことを共有して今ここに生きているから、みんなの命はすばらしい。
ぷれジョブで時間を共有しているみんなは、命を重ね合わせているということ。
みんなの命がワクワクするぷれジョブをしてください。

☆西先生からの質問「ぷれジョブってなぁに?」のつづき
・田村さん
 生かされた個性。
・本村さん
 感動をあたえてくれる。ぷれジョブのお手伝いをさせていただいてありがとうと思っている。一人一人の個性がどんどんのびていく。成長していく事にジョブをやると感じる。
・出口さん
 若い人と触れ合う機会。一緒に活動できる機会。みんな伸びしろが多い。成長を見つめられることは、子育てをしたことのない私には喜び。
・長谷川さん
 みなさんとともに生きている実感・喜びがある。感謝している。
・YAさん父
 親にしてみれば「この子たちにできることはなんだろう…」と思う。家族の知らない能力をこの子たちは秘めている。その力をサポーターさんの力を借りて発揮できる場。
そんな環境の中で、子どもたちからサポーターさんに「愛」を分けてあげられ、サポーターさんからも「愛」という力をいただきこの子たちはどんどん成長するのかなと思います。「この子たちならできるぞ!」という期待と希望を回を重ねるほどに感じています。
・宮本さん
 来るたびに、ひとりひとりのおこさんの成長を驚き・感動とともに感じられる。
今日も子どもたちのメッセージを聞いていて、私たちがいつもおしえられていると感じる。定例会から帰る時には心が癒され、「来てよかったな」と感じている。
・島田さん
 SKさんとぷれジョブをして勇気をもらった。いい時間でした。SKさんからとてもいい力をもらった。今の世の中、閉塞感があり、やるせない日々を送っていることが多い中でとても有意義な時間でした。仕事を辞めて、大好きな人と別れてしまったが、また大好きな人ができそうです。ありがとうございました。
・瀧澤さん
 温泉に入るような感じでいつも参加させていただいています。ここに来ると体の力が抜けて、癒されて、元気になっている。みんながここにきて心をリフレッシュしてまた次がんばれる。そんな場所。
・今井さん (はじめてぷれジョブの定例会に参加された中2のお子さんのお母さん)
 すごい。みなさんが大切にしているあったかい場所なんだなと感じることができた。

文責:ふろむY キートス3世


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