2015年11月23日月曜日

第17回 定例会

ぷれジョブちの 第17回定例会

2015年11月17日(火) 会場 茅野市文化センター第2会議室

今回は飯田からぷれジョブの視察に3人の方がみえられました。
また、ぷれジョブinさく連絡協議会の宮尾さんが駆けつけてくださり、いつもに比べて多人数の中、盛りだくさんの定例会となりました。

○TSさん
おそばやさんでのぷれジョブです。お座敷の準備、畳の掃除などをしています。はじめて2ヶ月目。
「お客様がうれしいと思うセッティング」を考えて仕事をしています。
畳のへりに合わせて座布団を置き、おしながきの向き、調味料などの置き方に気を配っています。
気持ちのこもった丁寧な仕事をたくさんの人に認めてもらっています。

○MKさん
寄宿舎で生活しているため、月曜日にジョブの計画を立てています。
図書館でのジョブ。
モップがけと本の紐縛りの仕事。時間配分はその時の仕事の量から、自分で考えています。
ジョブはあと1回。
代理で入ったサポーターさんにMKさんはいろいろ指示を出してくれたり、明るく話かけたりしてくれたりしたそうです。

○YAさん
学童クラブでのジョブ。
子どもたちとすっかり仲良くなったYAさん。「A先生はまだ。」と言われている。学童の子どもたちからお姉さんとしての存在。
掃除機で上手に掃除できるようになってきました。箱を動かさず掃除していましたが、アドバイスを受けると、どかしてやることができました。
折り紙、トランプ、レゴ、おままごとを楽しく子どもたちとやっています。

○KNさん
大型スーパーでのジョブ。半年間のぷれジョブが終わりました。
最終日に寄せ書きをいただき「こんなにたくさんの人が支えてくれていたんだ。」ということが分かってびっくりしました。
缶詰きっちりと同じ方向に、きれいに並べていたので、「もうこなくなると、困るわ。」と言っていただいた。
以前のジョブよりも成長が見られた。お店の担当の方も仕事の内容のことをよく考えてくださっていてありがたかった。

続いて、今回は半年間のジョブを終えたKNさんの終了式がありました。

その後、ぷれジョブinさく連絡協議会の宮尾さんからのお話しがありました。
「定例会はガソリンスタンド 定例会で心を充電できる。」
「『支援する人』『支援を受ける人』ぷれジョブにはそういう区別がなく、行ったりきたり。 
 この平等さがいい。」
「手作りの居場所。ゼロ予算。みんなが平等。立場の違いも上下の違いもない。この自由さがいい。」
「今の世の中はお金が支配している。ぷれジョブはもう一度そのことを問いかえしている。」
「エピソードがぞくぞくと生まれてくる。自然発生的に。くせになってやめられない。」
「一番身近な地域で信頼関係を取り戻す。今、日本にとって必要な活動。」

長年ぷれジョブに関わってこられた方だけあって、日ごろの活動に対して意味づけをしていただいたように思います。短時間のお話しでしたが、元気をいただきました。

最後にSKさんから「ぷれジョブをやりたい。」という宣言が。お家の方も「本当にそうかな。」と思い、キッザニアに連れて行ってみたところ「いい顔していた。」「『頑張るぞ』と言っていた。」とのこと。「本当にやりたいのかもしれない。」ということで、ぷれジョブに向けてただいま準備中です。

文責:キートス3世

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